今までB70のブラを着けていた20代の女性。
胸の形をキレイに保ちたくなったので、下着屋で初めて店員と相談しながらのブラ選び。
最終的に店員が勧めてくれたブラはD70と大きめ。
- 着けてみると驚くほどD70のブラは「なじむ」
- B70のブラは今思うとキツかったと実感している
- でもブラを外して胸を見るとBカップにしか見えない
- なぜこんなことになるのか分からなくて困っている
見た目が貧乳だと思えても、D70のブラを店員が勧めてきて、さらにフィット感も良好なら間違いなくDカップ相当のボリュームがあります。
しかし、見た目的にBカップ相当だと違和感を覚えるかもしれません。
覚えるかもしれませんが、それは単なる「気のせい」です。
なぜ、DカップというボリュームバストなのにBカップみたいに小さく見えるのかという3つの理由と、見た目もDカップどおりになるようにやっておきたい対策方法をお伝えします。
- 日本人女性の多くは見た目以上の肉量が胸にある
- 背中やワキ、お腹に胸の肉が流れている場合がある
- 盛りに盛っているグラビアアイドルなどを基準にしない
なぜ!?見た目はBカップなのにDカップのブラがピッタリな3つの理由
見た目的にはBカップのボリュームなのに、なぜかピッタリと合うDカップのブラ。
いくつかそうなる理由があるので、ひとつずつお伝えしますね。
1.日本人の胸は円周が広くて高さがない場合が多い
日本人女性の多くの場合、「胸の底面が広くて高さがない体型」であることが多いです。
見た目としては、胸の底面が狭くて高さがあるほうが、同じ肉量でも大きく見えます。
よく聞くロケット型の胸や欧米諸国に多い「筒型の体型」の場合、見た目とブラのカップ数のイメージが合いやすかったり、それ以上に見えたりします。
しかし、日本人に多く見られる「扁平型の体型」の場合、ブラのカップ数のイメージが見た目に合わず、小さく見えるのです。
筒型の体型は「欧米体型」、扁平型の体型は「モンゴル体型」と呼ばれる場合もあります。
2.背中やワキ、お腹に胸の肉が流れている場合がある
胸の脂肪は、
- 背中
- ワキ
- お腹
- 二の腕
に流れやすい特徴を持っています(多くは背中とワキ)。
ブラを着けているときには、流れたお肉を寄せ集めてカップに詰めるので、見た目より大きいブラが必要になります。
ブラを外すと、カップに収めた背中やワキなどのお肉がまた流れてしまうので、見た目的に小さく見えるのです。
今までブラ選びに力を入れていなかった人は、若いころから胸の形をキレイに保とうと意識してきた人たちに比べて「程度が重い」傾向にあります。
1の「胸の土台部分が広くて高さがない」が合わさると、裸で見た胸の大きさとブラの大きさのギャップがより大きくなります。
3.胸を作っているグラビアアイドルを基準にしている
Dカップというと相当なボリュームがあるように思うかもしれません。
Dカップ=かなり大きいというイメージが湧くのは、おもに基準としている対象に問題があるからです。
背中からテーピングでガッツリと寄せてアンダーサイズを小さくした水着を着用し、ヌーブラや谷間メイクなどありとあらゆる手で胸を撮影用に強調したグラビアアイドルを基準にしていませんか?
ひとことでいうと「作り物」なので、切り離して考えるべきです。
Dカップと謳っているグラビアアイドルがいるのなら、Fカップくらいの見た目を作り上げていると思いましょう。
Bカップに見えるDカップバストの見栄えを良くする3つの方法
Bカップに見えてしまうDカップの胸だからといって諦める必要はありません。
実は、ちょっとした努力でカップ数どおりのイメージへ近づけることが可能です。
1.Dカップらしさを出すためにメリハリを作る
DカップなのにBカップに見えるのは、胸周り以外の部分の引き締めが足りないことでも視覚的に感じやすいです。
- ウエスト
- 太もも
とくにこの2箇所を引き締めてみると、胸とお尻が強調されるので大きく見えます。
よくメリハリボディとかいう状態になるのですが、まさに魅力的な体型に仕上がりますよ。
もともと、トップバストとアンダーバストの差が17,5cmもあるDカップなので、ほんの1~3cmほどお腹周りを引き締めて上げるだけで、見た目って変わるものです。
もともと運動習慣がないという人はカンタンなトレーニングでいいので、しばらくやって見てはどうでしょうか?
とくに器具も場所も必要ありません。
腹筋運動や足上げ腹筋くらいラクな方法で十分です。
2.機能性の高いブラで胸の形を少しずつ補正していく
ブラはしっかり着けるべきですが、Dカップを見た目もイメージ通りにするためにはそれだけでは足りません。
最低限、機能性の高いブラを着ける必要があります。
機能性の高いブラとは、パッドを入れてどうこうするものではなく、ブラの設計自体が胸の形に影響を及ぼします。
たとえば、ワコール系列でいうと、下記の設計で作られているブラが高い機能性を持っており、胸を形から作り変えてシルエットをキレイに仕上げます。
- リボンブラ
- P-UP
- L-UP
- フロントエックス
- エッジフィット
- VIVA LINE
ただし、機能性の高いブラだと着けているときはDカップらしい美胸を作り上げますが、外した途端に元通りになることが多いです。
もし、ブラを外したあとでも美胸になりたい場合、補正下着のブラを着ける必要があります。
- ブラデリスニューヨーク
- Chabi
- KIYA
このあたりが有名な補正下着ブランドです。
なかでも、胸の形や補正状況に応じてステップ制を採用しているブラデリスニューヨークのブラが分かりやすいのでおすすめです。
ざっくりとブラデリスニューヨークのステップをお伝えすると以下のとおりです。
- ステップ1は「集めて胸のベースを作る」
- ステップ2は「左右を寄せて谷間を作る」
- ステップ3は「持ち上げて高さと形を作る」
一応、ステップは飛ばしておこなうこともできるのですが、見た目がBカップに見える胸の形だとステップ1から順々にこなしていくほうが無難です。
こういった美胸作りの育乳も結果は個人差が出やすいですが、キレイで満足できる胸に仕上がったという人も多いので試す価値は高いですね。
3.デコルテのボリュームを高めてみる
デコルテと呼ばれる部分がありますがご存知ですか?
鎖骨から下、胸の上部分のゾーンを指すのですが、ここがふっくらしていると同じカップ数でもボリューミーな胸に見えやすいです。
デコルテは加齢により貧相になっていきやすい部分ですが、多くは血行とリンパの流れが若い頃に比べて衰えたせいで起こります。
マッサージ系も悪くはないけど別の選択肢がおすすめ
ということで、改善すべきは血液とリンパ液の流れを良くする方法が良いのですが、思い浮かぶのはマッサージ系ではないでしょうか?
確かにマッサージ系も効果的ではありますが、素の力を高めているわけではないので、マッサージをおこなっているときにしか効果はありません(持続性が低い)。
そこでおすすめになるのは、筋力トレーニング系で血行とリンパの流れの素の力を高めてあげる方法です。
基礎体力を高めるようなものなので、マッサージよりも効果的。
もちろん、マッサージを併用しても構いませんが、優先順位的には筋力トレーニングが上位でマッサージ系は下位にしておきましょう。
D70のブラがピッタリなら見た目がBでもDカップ
まとめます。
下着屋のスタッフのススメでD70のブラを着け始めたけど、見た目はBカップにしか見えない場合、以下の理由が考えられます。
- 日本人の胸は円周が広くて高さがない場合が多い
- 背中やワキ、お腹に胸の肉が流れている場合がある
- 胸を作っているグラビアアイドルを基準にしている
見た目でDカップに見えなかったとしても、Dカップのブラの着用感が良いのなら間違いはありません。
見た目どおりのBカップのブラを着けてみて、キツかったりするのならなおさらです。
逆に見た目とか関係なく、D70のブラを着けるとアンダーがキツく感じたりカップが胸を潰している状態なら、サイズが間違っていることになります。
ブラ選びで大切なのは、着けた状態に違和感があるかないかです。
見た目のイメージとギャップを感じるかもしれませんが、着けた状態がおかしくないのなら、あまり気にしないようにしましょう。
「いや、見た目的にももっとDカップらしくありたい」という場合は、以下の3つの改善方法を試してみてください。
- Dカップらしさを出すためにメリハリを作る
- 機能性の高いブラで胸の形を少しずつ補正していく
- デコルテのボリュームを高めてみる
きっと今よりもキレイな胸になるはずですよ。
ご参考になれば幸いです。
P.S.
ブラのカップサイズの割に胸が大きくない人は、「育乳・補正ブラ」でキレイなバストに育てるといいですよ。
なかでも育乳だけでなく、デザインも重視できる美容外科と共同開発した「ふんわり寄せ集める」バストケア用ブラがおすすめ(モデル愛用でカワイイ)。
デザインよりも安さ重視なら、激安なのに使い勝手のいいコスパがバツグン育乳・補正ブラもあります(気軽に使える)。
ノンワイヤーで補正してくれるので、いろいろなシーンで使えます。
- 育乳・バストケア
- デイリー(普段使い)
- 帰宅後のリラックスタイム
- 近くのコンビニに買い物に行くとき
- 寝るときの型崩れ防止用(ナイトブラ)
などなど、1~2枚持っていると何かと便利ですよ。
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