下半身だけふっくらした「洋ナシ体型」、なのに胸はまな板のように貧乳状態でゲンメツしていませんか?
- 下半身だけでなくお腹も出ているのに貧乳
- スポーツで脚は筋肉太りなのに上半身は貧相
- 胸に付けたいのに太ると下半身に付いてしまう
- 太ももやふくらはぎは太めなのに胸はAカップしかない
洋服もサマにならないので、何とか改善したいところですよね。
下半身デブは下半身デブの原因と改善を考えていき、育乳は育乳で切り分けて考えたほうが良いのですが、どちらにも効く方法もあるので合わせてお伝えしますね。
下半身デブになりやすい大きな理由
下半身デブになってしまう大きな理由は
- 上半身の6倍を誇るホルモンレセプター
- 骨格的な歪み
- むくみやすい
この3つです。
1.上半身より太りやすい
細胞を増加させるホルモンレセプターと呼ばれるものがあります。
脂肪細胞を増加させるホルモンレセプターは、上半身よりも下半身のほうがおよそ6倍もあるので、どうしても下半身がボリューミーになりやすいんです。
もちろん、人によって個人差が出るポイントになるのですが、恵まれた人と比べても仕方がないので、下半身をダイエットで引き締めて対策しましょう。
ポイントとしては、短期ダイエットではなく、中長期のダイエットをすることです。
短期ダイエットは痩せた後にリバウンドしやすいですし、月経不順などの健康を損ねるケースが多いため、実は罠だったりします。
下半身のほうがホルモンレセプターが多くて太りやすいなら、痩せたときも落ちやすい特徴があるので、中長期ダイエットで健康的に痩せたほうが良いでしょう。
2.骨格的に歪んでいる大転子が出ている
もともと骨格的に下半身に肉がつきやすいタイプの人もいますが、歪ませるようなことを無意識におこなっている場合があります。
- 片足立ちがクセになっている
- 足組で座るのがクセになっている
- 姿勢が悪くダラダラ歩いて重心が安定していない
下半身の骨格が以上のような悪いおこないで歪むと、大転子と呼ばれる部分が開いてしまい、それ相応の肉づきになってしまうのです。
この歪みを改善するために、猫背を正してモデル歩きに近い美しく歩けるようにします。
でも、実際にやってみると分かるのですが、なかなかキレイに歩けないはずです。
- 下半身の筋肉量が足りない
- 下半身の柔軟性が足りない
下半身の筋肉量が足りないから疲れて不格好に歩いてしまいますし、柔軟性が足りないから可動部がスムーズに動かずにぎこちなくなるのです。
片足立ちや足組みもクセの面が強いので意識的に改善に取り組んでほしいのですが、筋肉量や柔軟性不足から影響を引きずっている面もあるので、トレーニングやストレッチングに重点を置きましょう。
ある程度の柔軟に富んだ筋肉がついたら、キレイに歩けるようにして、片足立ちや足組みのクセも直すほうが効率的です。
3.むくみやすい
むくみはとくに下半身に起こりやすいです。
朝はスッキリしているのに、夕方になると象の足になった経験をしたことがありませんか?
むくみやすいと、老廃物が下半身に溜まっている状態になるので、代謝能力が落ちるので太りやすいです。
なぜ、下半身がむくむのかカンタンに説明しますね。
下半身は心臓の位置から遠いので、心臓のポンプの影響が届きにくいです。
しかも、往路ではなく血液が戻る静脈血管の復路を考えると、なおさら力が及びません。
さらに、静脈血管に沿って張り巡らされているリンパ管も、戻りが弱くなります。
戻りが弱くて老廃物を含んだ組織液が溜まった状態が、むくみになります。
血液やリンパ液が戻らないと命にかかわるので、それをサポートする役割を担うものがあります。
それが筋肉です。
筋肉は筋ポンプ作用を持ち、血管やリンパ管を筋肉運動により刺激を加えて、血流やリンパの流れをサポートします。
筋肉は伸び縮み(伸長・収縮)しながら、血液やリンパ液の流れを促すのですが、弱くて薄いと効果的にサポートをおこなうことができません。
男性より女性のほうがむくみやすい大きな理由の1つが、この筋肉量の差なんですね。
男性は男性ホルモンがたくさんあるため、女性より筋肉量が多くて力が強いのは、日ごろから実感されているのではないでしょうか?
もう1つの理由が女性には子宮があるため、体型的にむくみやすいというものですが、本題から外れるので割愛します。
胸が小さくて下半身に脂肪が集まる理由
胸を大きくしたいのに、下半身太りになった場合に考えられる理由は以下の通りです。
- 栄養価の低いもので太った
- 上半身の巡りが悪い
- ホルモンが不安定
ほかにも大きな理由として遺伝要素がありますが、改善できるわけないのでスルーします。
1.栄養価の低いもので太った
太るのはカロリーさえあれば太れます。
でも、
- カロリー以外にも栄養たっぷり
- カロリーだけのエンプティカロリー
同じように太るにしても、栄養のある食事で太るのと、カロリーばかりが目立つ外食やお菓子で太るのとでは全然違いますよね。
人間のからだには5大栄養素が必要で、欠けた食生活をおこなっていると十分にからだが成長できないですし、新陳代謝の働きが弱まってしまいます。
太るだけならカロリーさえ摂れば体脂肪率の増加で太れます。
しかし、カロリーに偏重していると、体型の維持などに関わっているホルモンの生成が不安定になりますし(ホルモンバランスの乱れ)、同じように体型づくりに関わる筋肉や骨なども維持できなくなります。
2.上半身の巡りが悪い
下半身ほどではありませんが、上半身も巡りが悪くなりえます。
- 猫背で前のめりの姿勢
- 運動不足で筋肉が少ない
- 柔軟性に欠けていてコリやすい
前のめり気味の猫背だと、歪みにより胸部へ圧迫感があるので、不自然で巡りが悪くなります。
運動不足や柔軟性は前述の血流やリンパの流れと同じことが当てはまるので割愛しますが、やはり巡りが悪くなるので栄養やホルモンがしっかり届きにくくなります。
デコルテの血色が悪くてハリがなく冷え性気味だったり、気づきにくいけど実はむくんでいる体質になっていると、めぐりが悪い状態だと判断できます。
3.ホルモンが不安定
胸を大きくするために欠かせないのがホルモン。
このホルモンがしっかり分泌できていないのが、最大の原因です。
- 成長ホルモン
- 女性ホルモン
成長ホルモンは睡眠時に分泌されるホルモンなので、睡眠の質が悪かったり、そもそも睡眠時間が足りないと問題あり。
注意すべき点は十分に寝ているだろうと勘違いして、実は不十分だったというパターンに陥りやすい点です。
今一度、睡眠時間は適切な状態なのか確認してみてはいかがでしょうか?
女性ホルモンは成長ホルモンとは違い、日中にも分泌されているものですが、ストレスに非常に弱い側面を持ちます。
なぜストレスに弱いのかというと、女性ホルモンとストレス軽減に関わる脳の部分が同じ場所だからです。
専門的になるので軽く流しますが、脳の視床下部にある下垂体と呼ばれる部分が該当しており、ストレスを和らげようとすると、女性ホルモンを促す働きは後回しになるのです。
ストレスが溜まるとホルモンバランスが乱れ生理不順になるとよく聞きますが、こういう仕組みのせいなのです。
下半身デブ&貧乳の改善には相応の努力が必要
まとめます。
下半身デブになるのは
- 上半身より太りやすい仕組み
- 大転子が開くほど歪んでいる
- むくみやすい
胸がふっくらしないのは
- 栄養価の低いものを好んで食べている
- 運動不足で猫背のため巡りが悪い
- ホルモン関係が不安定
下半身デブと育乳に関わる生活要因の改善をおこなえば、少しずつでもプロポーションは良くなります。
下半身と育乳の共通項目にあたる筋肉を鍛えることを中心に、個々に良いといわれる方法で改善していくと良いでしょう。
ひとつの改善でも苦労している人が多いので、ふたつを満たすには相当の努力が必要です。
しかし、やらなければ望んだ自分になれないので、習慣になるようにがんばってみませんか?
達成できたら、それが自信となり人間的な魅力もにじみ出てきますよ。
ご参考になれば幸いです。
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