胸を大きくしたい!とバストアップの方法を調べていくうちに、ちらほら気になる内容が見つかります。
何やら豆乳を飲むと大きくなるらしい?
- 豆乳には女性ホルモンが入っているからバストアップできる
- 中国人男性も豆乳の飲みすぎで胸が大きくなり病院に通ったとか
- 味が苦手だけど胸が大きくなるなら、ガマンして飲もうかな
栄養価の高い飲み物といわれるだけあって、胸が大きくなりそうな気もしますが、果たして本当のところはどうでしょうか。
豆乳を飲むことで胸が大きくなる根拠とは
豆乳を飲んだら胸が大きくなるといわれている根拠は、女性ホルモンが入っているからではなく、
- 大豆イソフラボンを含んでいる
- タンパク質を含んでいる
この2点があるからです。
大豆イソフラボンには、からだのなかで女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするため、胸が大きくなるというお話です。
なぜ、エストロゲンと同じような働きをすると胸が大きくなるのかというと、エストロゲンには胸のなかにある乳腺細胞を発達させる働きがあるからです。
乳腺が発達すると、それ相応の脂肪細胞が増加するので、結果的に胸にボリュームが出るのです。
タンパク質は胸に直接関係ないと思うかもしれませんが、間接的にはこれでもかというくらい関わっています。
女性ホルモンの合成にはタンパク質が欠かせませんし、胸の大きさを底上げする大胸筋はその名の通り筋肉なのでタンパク質がなければ維持できません。
また、全身に回っている血液にもタンパク質(アルブミン)が必要で、血液にタンパク質があるからこそ、正常にからだじゅうに栄養やホルモンを持ち運べるのです。
この2点があるから、豆乳を飲むと胸だ育つといわれているんですね。
一見すると効果的に思えますが、やや弱いです
大豆イソフラボンとタンパク質があるので、一見するとバストアップ効果が高そうに思えるかもしれませんが、やや弱いと結論できます。
1.大豆イソフラボンが弱い
大豆イソフラボンは体のなかで、エストロゲンの働きをするエクオールに変化させる必要があります。
変化させるのは腸内に住んでいる善玉菌の働きによるものなので、腸内環境次第では大豆イソフラボンからエクオールができないことも多いです。
実際に調査した企業によると、大豆イソフラボンからエクオールを作れた人は4割くらいだったそうです。
また、加齢により腸内環境が悪くなると、より大豆イソフラボンのバストアップ効果は弱くなります。
2.タンパク質が弱い
タンパク質がとれるのは良いのですが、同じ大豆から作られる豆腐や納豆に比べると同量のおけるタンパク質の量が少ないです。
- 豆腐は豆乳の約2倍
- 納豆は豆乳の約4.5倍
これくらい違いますし、お魚やお肉と比べるとさらに少ないんです。
水分から摂れるという意味では魅力的ですが、それなら食生活を改めてタンパク質をとりやすようにしたほうが効果的です。
3.飲みやすい調整豆乳は体に良くない
豆乳はもともと飲み物として扱われていませんでしたが、いろいろと味を良くするために添加物を入れて親しまれるようになりました。
しかし、添加物は飲みやすくするために入れるものなので、からだにとっては不必要なものです。
砂糖は当然として、カラギナンや安定剤、乳化剤などの良くないといわれているものが入っています。
豆乳が良いと思って積極的に飲んでいたら、逆に生理が遅れたりこなくなったり、生理不順になったという話もよく見かけますが、いずれも調整豆乳の飲みすぎからのようです。
生理不順になるということはホルモンバランスが乱れている状態なので、胸の成長を促すエストロゲンの分泌にも問題が生じています。
飲みにくい無調整豆乳を選ぶのも手かもしれませんが、マズいと感じるものをガマンしてストレスを貯めながら飲むのが、果たして健康的なのかどうか迷うところです。
とくに大豆イソフラボンの弱さ、タンパク質の少なさという面もあるので、なおさらです。
中国人男性が豆乳の飲みすぎで巨乳化した話
豆乳が大好きな中国人男性が、毎日浴びるように豆乳を飲んでいたら、胸が大きくなったという記事がありました。
しかし、豆乳好きな男性なんて世界全体で見たら何千人、何万人いるのでしょうか?
同じように飲んで大きくなったなら話題になるはずなのに、この中国人男性以外の話は上がっていません。
つまり、レアケースに過ぎず参考になりません。
あまりにも突飛なできごとで再現性がないのです。
- 食品のイメージの悪い中国
- 中国人男性たった1人のみ
- 男性と女性はホルモンバランスが違う
日本人女性で豆乳を飲んで胸を大きくしたいと考えている人には、信頼できるものではありません。
ソイチェックでエクオールができるなら無調整豆乳はアリ
まとめます。
豆乳を飲むことでバストアップできるかどうかですが、効果は限定的で弱いと結論します。
- 大豆イソフラボン自体が弱い
- タンパク質の量が少ない
大豆イソフラボンを体内でエクオールに変化させられるなら、無調整の豆乳をたまに飲むのは良いと思います。
エクオールができるからだかどうかは、婦人科で調べてもらうのがいちばんですが、ソイチェックと呼ばれる簡易検査キットでも可能です。
ソイチェックはインターネットの通販で購入が可能なので、気になる場合は調べてみてはいかがでしょうか?
信頼性は婦人科で調べてもらうのが確実で、ソイチェックはやや劣るといわれています。
ご参考になれば幸いです。
P.S.
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などなど、1~2枚持っていると何かと便利ですよ。
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