ダイエットしたいけど、バストダウンは避けたい。
実際に痩せると胸が小さくなったという意見は非常に多いです。
- ジョギングして痩せたのはいいけど、胸の魅力がなくなった
- 胸が小さくなるのはイヤなので自分なりに努力したけど、やっぱり小さくなった
- Fカップあったのに、Cカップになった…
などなど、皆さん苦戦されているようです。
なんとかシェイプアップしたいけど、先人たちのようにバストダウンするのは避けたいと困っていませんか?
胸のほとんどは脂肪なので痩せたら小さくなります
身もふたもない言い方になるかもしれませんが、胸の膨らみの部分は
- 乳腺細胞が1割
- 脂肪細胞が9割
このような構成なので、ダイエットしたら少なからず胸は小さくなっていきます。
引き締めてプロポーションを良くすることは可能ですが、体脂肪を減らすという意味のダイエットは、どうしても胸にも影響が出てしまうんです。
部分痩せを利用して胸の脂肪を落とさないようにしたいところですが、それも難しいです。
なぜなら、脂肪細胞は全身で連なっているからです。
全身連なっているので、燃焼はからだ全体でおこなわれます。
よく部分痩せができないといわれている理由です。
なので、体重を5キロも落とせば、少なからずバストサイズは変わってきます。
10キロも落としたらカップ数は落ちてしまうでしょう。
しかし、気をつけてダイエットできれば、その被害を最小に留めることも可能です。
ダイエットでバストダウンを避ける3つの方法
痩せれば痩せるほど、基本的には胸は小さくなります。
しかし、しっかりと対策していくと、そのダメージを最小限に抑えることができます。
1.痩せると同時に胸の筋肉も鍛える
とにかく、体重と体脂肪だけに意識が行きがちですが、ダイエットすると筋肉も合わせて燃焼されていきます。
胸の見栄えを底上げして支えているのは大胸筋です。
痩せると思った以上に胸が小さくなると感じるケースが多いのは、大胸筋も合わせて落ちてしまっているからです。
腕立てでも合掌ポーズでも良いので、ダイエットしているあいだに大胸筋が落ちないように工夫しましょう。
ダイエットで胸の脂肪が落ちたとしても大胸筋がボリュームアップできれば、バストを底上げできるので、見栄えが逆に良くなる場合もあります。
2.スローペースで痩せる
これ意外に思えるかもしれませんが、短期間で痩せるのは本来、からだがついていかないです。
誰もが苦痛から逃れたいですし、1ヶ月でマイナス5キロとか10キロとインパクトがあって魅力的に感じます。
しかし、短期間で劇的に痩せたい、痩せるというのは、自分のからだのことを無意識に無視している状態です。
気づかないうちにそういったダイエットが、ふつうのダイエットと錯覚しているんです。
たとえば、1日でマイナス5キロという謳い文句があったらどう思いますか?
無茶だと思うはずです。
2週間でマイナス5キロは?
無茶だけど1日よりはと感じるはずです。
でも1日でも2週間でも1ヶ月でも無茶です。
主観で問題ありそうとか、だいじょうぶだと判断しているだけで、からだに良いかどうかは別問題。
医学やスポーツ医学に長けて、ヒトのからだに精通している人が唱えるペースは
- 1ヶ月で最大、現体重の5%
- 1週間で0.45~0.9Kg
1ヶ月で体重の5%は有名ですが、ダイエットに精通している医師に確認しても同じ回答を得られます。
1週間で0.45~0.9Kgを唱えているのは、アメリカ合衆国ミネソタ州にある権威性のあるMayo Clinic(メイヨークリニック)です。
これ以上のペースだと体脂肪を落とすだけでなく、筋肉が削られやすく必要な水分が失われてしまいます。
典型的な痩せるというよりもやつれてしまう、リバウンドしやすいパターンの痩せ方ですね。
からだが求めていないペースで痩せると、胸が小さくなるのは当然として、全身の潤いがなくなって干からびた感じの不健康な痩せ方になるので気をつけましょう。
3.胸を極力揺らさないで痩せる
ダイエットするときにジョギングは効率的だし、運動ダイエットなので候補に挙がる人も多いはず。
しかし、単にジョギングで痩せようとすると、胸にダメージが残る場合があります。
- 胸の形が崩れる
- 胸が下垂する
ジョギングなどの胸が揺れる動作を伴う運動は、胸の形を維持する働きを持つ「クーパー靭帯」を痛めてしまいます。
クーパー靭帯は一度、伸びたり切れたりすると回復・再建することができません。
肉質・肌質が柔らかい人だと、とくに揺らさなくても重力に負けて、若くして胸が下垂することも少なくありません。
ただでさえ痩せて胸が小さくなりやすいのに、胸の丸みが失われると、視覚的にもサイズダウンだけでなく、美観も損なわれるので注意したいところです。
少なからずバストサイズは小さくなります
まとめます。
乳房の9割が脂肪細胞で部分痩せができない仕組みである以上、どうしてもダイエットすると胸は小さくなります。
できる限りの努力をして、小さくしないようにしましょう。
- 痩せると同時に胸も鍛える
- スローペースで痩せる
- 胸を極力揺らさないで痩せる
どれも大切なことですが、最低限、オーバーペースのダイエットは避けたほうが良いです。
やったあとで深刻なダメージが残り
- 生理不順になった
- 無月経になった
人も少なくなくて、女性らしさを失うどころか健康まで失って、後悔している人があとを断ちません。
ご参考になれば幸いです。
P.S.
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