胸が小さいからとあまりブラに関しては関心がなかった。
でも、ちょっとしたことがキッカケで調べてみると、「ブラを適当に着けていると、小さい胸がさらに小さくなる」ことを知って愕然。
何とかしようと焦る気持ちに、ブラの知識が追いつかないので困っている。
- 自分で採寸したときにA65だったので適当に安いブラを通販で買っている
- ふつうのブラがいいのか、ナイトブラがいいのか、育乳ブラがいいのか分からない
- 今よりも胸を小さくなるのを防ぐブラがどれだか知りたい
「胸が小さいからブラは適当でもいいよね」と考える女子はカナリ多いんですが、お気付きのとおり、小さくてもサイズの合わないブラを着け続けると「しぼむ・垂れる・離れる・散る」といったありがたくない状態になりやすいです。
あとは目的に応じた正しいブラ選びができていないと、「何か違う」ということになりかねません。
今回のような疑問があるときに、注意点というか気になる点を挙げるとともに、実際にどういうブラを着けるのが良いのかお伝えしますね。
- 自分で採寸したA65が正しくてもブラ選びが間違っている
- 基本はふつうのブラを軸にしてシーン別に使い分ける
- プチバスト向けのランジェリーメーカーを注視する
自分で測るよりもランジェリーショップで採寸してもらう
アンダーバストとトップバストを自分で測ったり、親やお姉ちゃんに測ってもらう経験をされた方もいらっしゃいますが、なかなか正しく測れていないことが多いです。
仮に正しい採寸ができていたとしても、それは「数字としての参考値」にすぎず、ブラを正しく選べるかどうかは別問題だったりします。
たとえば、アンダーバストとトップバストの差が10cm前後でA65のブラが採寸上は正しいと思っていても、「胸の形やお肉の容量は人それぞれ違う」ので、A65のブラが適切だとは限らないんです。
測っている段階では、本来はブラのカップに詰めるべき肉の部分があるのかないのか、あったとしたらどのくらいのお肉の量があるのかなどが分かりません。
けっこうワキなんかに流れてしまった、「ブラに詰めるべきお肉」がありますからね。
A65くらいだと思っていたらB65やC65だったというケースはふつうにありえるので、絶対にランジェリーショップで採寸・試着・フィッティングをおこないましょう。
基本はワイヤー入りのブラを軸にしてシーン別で使い分ける
それでは、たくさんあるブラをどう扱っていくべきか見ていきましょう。
1.日常時には「サイズの合った」ワイヤー入りブラ
基本は下着屋さんで採寸・試着後に合っているのかをフィッティング(調整・寸法合わせ)してもらった、自分の胸に合ったワイヤー入りのブラを使います。
運動時や就寝時を除けば、だいたいが「ふつうのブラ」にあたるワイヤー入りのブラで事足ります。
形をキレイに保つことを念頭に設計されているので、胸をキープしたいならこれ。
2.少しリラックスしたいときにはノンワイヤーブラ
「ふつうのブラ」のなかで、ワイヤーが入っていないタイプのものを、「ノンワイヤーブラジャー」と呼びます。
バージスライン(胸の真ん中より下側の輪郭部分)へ当たるワイヤーがないので、形を保つ効果は弱いのですが、その分、「締めつけ感が弱い」というメリットを得られます。
たとえば、家のなかでリラックスして過ごしたいときには、ノンワイヤーブラジャーを着けて、仕事や学校へ行くときにはワイヤー入りを着けるなどの「オンオフの切り替え」をブラでも同じように切り替えて使い分けることができます。
また、体調が優れない日に、締めつけ感のあるワイヤー入りを使うと余計に悪化することも考えられるので、できるだけ締めつけ感がないノンワイヤーブラジャーを着けるといった使い方も可能です。
3.寝ているときに着けたいナイトブラ
ナイトブラは、「寝ているとき特有の左右の揺れ」からバストを快適に守るものです。
ふつうのブラは四方八方の全体を包み込むようにしてバストを守りますが、寝ているときにはそこまでのホールド力は必要ありません。
寝返りの横揺れから、胸のお肉が流れるのを防げるだけで十分なので、安眠の邪魔にならない快適なフィット感を持つナイトブラが睡眠時には適切です。
人生の1/3から1/4は眠った状態なので、この時間帯にしっかりと対策できているかどうかで、胸の形や大きさに対して無視できない差となって現れます。
4.胸を大きくしたいなら育乳ブラ
小さい胸を大きくしたいなら育乳ブラが必須です。
ふつうのワイヤー入りブラの代わりに着けます。
メーカーでいえばブラデリスやChabi、KIYAあたりが有名なので、このなかからお好みで。
成長期にはジュニア用ブラから、ふつうのワイヤー入りのブラでも胸は育つのですが、成人したあとだと育乳ブラのような補正効果を持つ下着を使い続けるほうが改善できる可能性は高くなります。
ただし、補正効果が高いことの反動に、「締めつけ感」がふつうのブラよりもキツめに感じる場合があるので、安易に手を出すのはやめておいたほうが良いでしょう。
通常、育乳ブラを半年間くらい使い続けると「変わった」と実感しやすいです。
小胸女子向けのランジェリーメーカーを覚えておく
小さい胸「だけ」にこだわったランジェリーメーカーがあるのをご存知ですか?
ワコールやトリンプといった大手メーカーの小さい胸向けのブラを検討するのも良いのですが、こだわり抜いた職人的なランジェリーメーカーのものも魅力的で選択肢のひとつとしておすすめです。
小さいサイズからカップの大きさだけを換えて大きいサイズまで汎用性をもたせたデザインのものよりも、やっぱり「小さいサイズのみ」を念頭に作られているブラのほうが納得の完成度を誇っていたりするからです。
とはいってもそんな硬派なメーカーは多くありません。
企業である以上は利益優先に、たくさんの人に買ってもらえるようなものを作るのは仕方ないからです。
- feast
- feast secret
極薄の胸でも「カワイイ」「キレイ」「セクシー」に見せてくれるプチバスト向け専門のランジェリーメーカーは上記の2つが筆頭でしょう(どちらも同じメーカーのブランド)。
なかなか買える機会がないのですが、ぜひとも調べてみてください。
バストアップしてサイズアップを狙うのも良い
まとめます。
オトナになるまでブラ選びを軽視してしまって、何から手を付けていいのか分からない場合は、以下を抑えておきましょう。
- 自分で測るよりもランジェリーショップで採寸してもらう
- 基本はワイヤー入りのブラを軸にしてシーン別で使い分ける
- 小胸女子向けのランジェリーメーカーを覚えておく
基本はワイヤー入りのいわゆる「ふつうのブラ」。
あとはシーン別で使い分けると胸にいいですよ。
- 日常時には「サイズの合った」ワイヤー入りブラ
- 少しリラックスしたいときにはノンワイヤーブラ
- 寝ているときに着けたいナイトブラ
- 胸を大きくしたいなら育乳ブラ
「なかなか小さいサイズでカワイイブラがないよ」と困っているなら、プチバスト専用に作られているブラのブランドを要チェック!
- feast
- feast secret
あとは胸が小さいならバストアップしていって、胸の大きさ自体をサイズアップするのも良い方法です。
胸自体が大きくなれば、小さくなることをそれほど恐れなくて済みますし、ブラ選びの選択の幅も広がりますよ。
ご参考になれば幸いです。
P.S.
ブラのカップサイズの割に胸が大きくない人は、「育乳・補正ブラ」でキレイなバストに育てるといいですよ。
なかでも育乳だけでなく、デザインも重視できる美容外科と共同開発した「ふんわり寄せ集める」バストケア用ブラがおすすめ(とにかくカワイイ)。
デザインよりも安さ重視なら、激安なのに使い勝手のいいコスパがバツグン育乳・補正ブラもあります。
どちらも安くて使い勝手がいいので、1枚持っていると何かと便利です(普段使いは当然として、帰宅後や休日にワイヤーなしのブラでリラックス&育乳したい、ナイトブラに使いたいなど)。