【ズキズキ痛い】運動すると胸に鋭い痛みがある 3つの原因と3つの対策

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高校生、歩いているときには気にならないけど、走ったり飛んでいるような運動をすると胸がズキズキと痛む。

  • 揺れるような胸なら分かるけど小さい胸で痛むから気になっている
  • もしかして、なる人が多いといわれている乳がん?と思い始めて恐い
  • マッサージすると良くなるかなと思って少し押してみると、それだけで痛い
  • 胸に「しこり」のようなものがある気がしていてショックで最近は寝付けない

胸に「しこり」があって痛みが出ていると、「まさか乳がんなの!?」と驚愕する場合があります。

しかし、焦らないでください。

 高校生で乳がんの可能性はほとんどない

胸に痛みを覚えると乳がんを警戒するのは良いのですが、それはもう少し年齢を重ねてからの話です。

日本乳癌学会という乳がんに関する学会があるのですが、そこで集めたデータが参考になります。

2006年度における乳がん発症者数はおよそ20,000人。

その20,000人のうちで未成年の人が発症したケースは3件とのことです。

しかも、その3件とも高校生ではないとのことなので、全員が19歳だったんでしょう。

もちろん、非常にレアケースとして高校生のうちに乳がんになる可能性もあるかもしれませんが、現実的に考えるとほかの原因の可能性のほうが高いです。

ではどういう原因が考えられるのか。

1.小中高生に多い胸の成長痛が高校生で出ている可能性

人は成長期に痛みを覚えることがあります。

それが成長痛。

背が伸びるときに関節が痛くなることもそうですし、胸が大きくなるときに胸がズキズキと痛むのもそうなんです。

多くは高学年の小学生や、中学生くらいに訪れるのですが、人の成長はさまざまなので、高校生になってから訪れる場合もあります。

高校生になってから急激に身長を伸ばした男子がいて、「足が痛い…どこかおかしいのかな」と不安になっていたことがあったのですが、成長痛で成人した今は何ともないとのことです。

これから胸が大きくなるのかもしれませんよ。

2.成長期でホルモン分泌量が安定しない

成長期は文字通り成長している段階のことですから、成熟して体ができあがっている状態に比べると細やかな内分泌や代謝のコントロールが求められます。

それだけでも大変なのに、ホルモン分泌に関わっている卵巣自体がまだまだ未成熟なため、うまくホルモンバランスをとることができなかったりします。

ホルモンバランスがしっかりとれていないと、何となく不快感を覚えたり、どことなく調子が悪くなったり、体に違和感が出たりします。

よく、生理前になると女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)のバランスが変わるせいで、胸が張って痛みを覚える人が多いのですが、先述のとおり成長期だとホルモンバランスがコントロールしにくいせいで、生理前とか関係なく胸がズキズキと痛む場合があります。

3.乳腺に炎症がおこっている可能性

乳腺に炎症がおこるとズキズキと痛みが走ることがあります。

乳腺炎と呼ばれるものですが、おもに産後の授乳期、赤ちゃんに吸われる時期におこりやすいです。

乳管が詰まって炎症になることもあれば、雑菌が入ることでなる場合も。

高校生くらいだと関係ないと思いがちですが、まったく関係ないわけでもありません。

なぜなら、母乳が出なくて乳管が詰まらないとしても、雑菌が入ることは十分に考えられるからです。

自分でするときに、清潔な手で乳首をこねくり回していますか?

彼氏と毎日のように肌を重ね合い、しつように乳首を吸われ続けていませんか?

もし、乳腺炎だとしたら胸に感じる「しこり」は十中八九、乳腺です。

とくに高校生くらいの乳腺は、軟骨のようにコリコリとした感触の「しこり」に感じることがあります。

高校生で胸がズキズキ痛い場合はどうするべきか

続いて、胸がズキズキ痛い場合の対処法をお伝えします。

といっても、やれることは限られています。

1.ヘタに触らないでゆっくりと体を休める

成長痛にしてもホルモンバランスの影響で痛みに繋がっている場合にしても、そして乳腺炎で炎症を起こしている場合でも、ヘタに触らないようにするのが第一です。

気になって触りまくっていると、回復させようにもヘタな刺激のせいで余計に傷んでしまう場合があります。

できるだけ触れないように気をつけて、栄養のあるものを食べつつ、たっぷりの睡眠をとり体をゆっくりと休ませましょう。

2.校医に胸の痛みの悩みの相談をする

高校生なので高校には校医が在籍しているはずです。

子供がひとりで判断するよりも、経験豊富な校医に相談を持ちかけたほうが解決への近道です。

それなりに勤めた年数のある校医ならば、高校生ならではの悩みを今までもたくさん請け負っているはずなので、意外とカンタンに解決のアドバイスをしてくれるかもしれません。

また、一人で抱えていて不安になることのストレスのせいで、余計に痛みが収まらない場合もあるので、相談するだけでも不安が和らいで痛みも収まりやすくなります。

3.乳腺科や乳腺外科で診てもらう

もちはもち屋という言葉がありますが、その道のプロに診断してもらうと精度の高い判断をしてもらえます。

高校生くらいだと乳がんの可能性は極めて低いのですが、不安を払拭するという意味でも「念のために受診する」のもおすすめです。

高校生くらいで診てもらうのは少し抵抗があると思うかもしれませんが、別に高校生でもふつうに診察できるし、している子も多いので気にする必要なんてありません。

ちなみに「胸にしこりがあって痛い」としっかり伝えて保険適用の3割負担にしましょう。

初診料と視触診といった基本的なものに加えて、超音波とマンモグラフィの検査を含めておよそ3,000~3,500円ほどです(あくまでも目安です)。

ひとりで抱えてないで問題解決に向けて動こう

まとめます。

胸にズキズキと痛みがあったとしても、高校生なら乳がんの心配はほとんどありません。

乳がん以外の原因の可能性が高いんです。

  • 小中高生に多い胸の成長痛が高校生で出ている可能性
  • 成長期でホルモン分泌量が安定しない
  • 乳腺に炎症がおこっている可能性

胸に痛みを覚えたときにおこないたい方法は

  • ヘタに触らないでゆっくりと体を休める
  • 校医に胸の痛みの悩みの相談をする
  • 乳腺科や乳腺外科で診てもらう

数日間、体を休めて安静にしているだけで良くなることもありますが、校医に相談したりお医者さんに診てもらうほうが、より確実な問題解決の糸口です。

ご参考になれば幸いです。

P.S.

ブラのカップサイズの割に胸が大きくない人は、「育乳・補正ブラ」でキレイなバストに育てるといいですよ。

なかでも育乳だけでなく、デザインも重視できる美容外科と共同開発した「ふんわり寄せ集める」バストケア用ブラがおすすめ(モデル愛用でカワイイ)。

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  • 育乳・バストケア
  • デイリー(普段使い)
  • 帰宅後のリラックスタイム
  • 近くのコンビニに買い物に行くとき
  • 寝るときの型崩れ防止用(ナイトブラ)

などなど、1~2枚持っていると何かと便利ですよ。


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