昔から貧乳がコンプレックス、努力のかいもなく全然膨らまない。
- 鎖骨からそのまま真っすぐストンと落ちるようなまな板胸
- 胸を含めた上半身周りの肉づきが悪いのに足だけは太い
- 成長期は過ぎているけどまだまだ諦めきれない
「BMIは22で理想的なはずなのに、胸はまっ平らなんだけど…。」
足の分のお肉が胸のほうへ移動してくれたら、どれだけうれしいことか…と何度も思いたくなりますよね。
気持ちは分かりますが、努力の方向性が間違っている可能性があることと、努力してもどうにもならない現実がある可能性について書いていきますね。
理屈的にはある程度は胸は大きくなります
乳房ってほとんどが脂肪細胞で作られているので、ある程度の体脂肪を蓄えれば理屈的にある程度は大きくなります。
それが下半身、とくに足にばかり集中しているということは、何らかの問題を抱えているのかもしれません。
足ばかりにお肉が集中している場合、
- O脚やX脚などの骨格的な問題
- 骨盤の歪みで足に負荷がかかっている
- 片足立ちのクセや足組みのクセがある
- 足がむくみがちで水太りの影響もある
要するに足に肉が付かざるをえない状態や、水分の多い状態になっている可能性があります。
反対に胸にお肉が作られない場合、
- 肩幅が広くて厚みのない骨格
- 胸の形が崩れて広がっている
- 遺伝的な影響で肉づきが悪い
- 血行やリンパの流れが悪い
- ホルモンバランスが乱れている
といった遺伝や骨格的なものや、胸に良くない生活の積み重ねが響いている可能性があります。
胸を大きくして太い足とのバランスを取るための5つのコツ
胸が小さくて足が太い、痩せてもいないのになぜ?という疑問に対しての答えはお伝えしたので、自ずと改善策も見えてくるはずです。
1.遺伝や骨格的な問題は無視する
遺伝はどうしようもないと分かっているはずなのに、骨格的な問題を解決しようと頑張る人がいます。
しかし、骨格を大きく変えるのは無理ですし、変えられるといってもわずかなものです。
得られるメリットが小さいのに失うデメリットが大きすぎます。
コルセットで無理やり骨格を変えるの方法が一般的なため、神経を圧迫して頭痛やめまい、気分が悪くなることはザラですし、血液の流れも悪くなりバストアップに悪いです。
しかも、強い圧で矯正させようとするため、細い肋骨はカンタンに折れたりヒビが入ったりします。
バストアップは積み重ねが大切ですが、あまりにリスクが高いものは実はマイナスにもなるので、別の角度から考えていきましょう。
2.BMIはあてにしない
BMIは身長と体重という数字から計算した肥満に対する数字にすぎません。
このBMIでは体脂肪率を測ることができないので、本当に太っているのか痩せているのかはわからないのです。
そのため、BMIが標準圏内であったとしても、実はやや痩せ型で体脂肪率が低いという可能性も考えられます。
体脂肪率が低いとどうしても胸は大きくなりにくいです。
なので、バストアップを考える場合は、いったんBMIからは離れて、健康診断などでおこなうような体脂肪率測定を重視しましょう。
3.睡眠時間の確保は重要だけど質も超重要
胸を大きくするのに睡眠は欠かせません。
なぜなら、胸の脂肪を蓄えてくれる成長ホルモンは、寝ているときにしか分泌されないからです。
成長期のあいだにしっかり眠ると胸が大きくなりやすいのは、成長ホルモンがたくさん分泌されるからです。
しかし、成長期もすぎてくると、成長ホルモンの分泌量のピークもすぎてしまい、どんどんと分泌量は少なくなっていきます。
その少なくなっていく成長ホルモンの分泌をできる限り高めるために、睡眠時間をしっかり取ることや、ホルモンの元になるアルギニン(アミノ酸)を摂ることも大切ですが、もっというと質がいちばん大切です。
なぜなら、質の悪い睡眠だと、長く眠ろうが成長ホルモンの分泌を促進する栄養を摂ろうが、成長ホルモン自体がしっかり分泌されないからです。
質の良い睡眠をたっぷりと取って、成長ホルモンの分泌に良い栄養を摂ることが大切です。
4.鍛えた胸の筋肉は脂肪にならないが鍛える
鍛えた筋肉が衰えると脂肪になるという話があります。
運動部所属していたときに足の筋肉が脂肪に変化するという話がありますが、筋肉自体が脂肪に変化することはありません。
単に運動をやめて筋肉が落ちてきたのと同じくらい脂肪が付いただけです。
そのため、胸板が盛り上がるくらい強力なトレーニングを課した結果、分厚い胸に仕上がったとしても、それが衰えたときにはしぼんでしまうだけです。
筋トレがバストアップに良い理由
「でも、合掌のポーズとか腕立てとかいいって言うじゃん」
と思うかもしれませんが、違う意味で効果があるからです。
胸の筋肉を鍛えるとバストの底が盛り上がるため、バストの位置が高くなり、結果的にバストアップしているのです。
乳房の脂肪量自体は変わらないのですが、見た目のボリュームは変わってきますしサイズもアップします。
また、筋肉は血行やリンパの流れを良くするので、胸に酸素や栄養、そしてホルモンがしっかり届くようになるので、バストアップ効果を高めてくれるのです。
5.イライラしすぎない
イライラしすぎたり、胸が大きくならないことを気にしすぎると、それ自体が胸の成長を止めてしまいます。
なぜなら、ストレスが溜まって女性ホルモンの分泌が不安定になるからです。
女性ホルモン(とくにエストロゲン)も成長ホルモンと同じように胸の脂肪を蓄える効果を持っているのですが、ストレスにかなり弱いです。
なぜ弱いのかというと、悪性ストレッサーから守ろうと頑張っている脳の視床下部の下垂体と呼ばれる部分は、女性ホルモンを出すように指示するときに必要な性腺刺激ホルモンの分泌を担っているからです。
女性ホルモンの分泌をしてもらいたいときに、視床下部の下垂体がストレスの対応に追われていると、性腺刺激ホルモンの分泌は後回しになります。
結果的にホルモンバランスが乱れてしまい、胸へ送り届けたい女性ホルモンが足りなくなるのです。
正しくない努力は積み重ねても効果は弱いです
まとめます。
BMIが標準で足が太いのに胸が大きくならない、でもちゃんとバストアップの努力はしているという場合、努力の方向性が間違っている可能性があります。
もちろん、遺伝的なものや骨格的な影響もあるのですが、それは力の及ばない領域です。
なのでコツとしては
- 遺伝や骨格的な問題は無視する
- BMIはあてにしない
- 睡眠時間の確保は重要だけど質も超重要
- 鍛えた胸の筋肉は脂肪にならないが鍛える
- イライラしすぎない
以上の5つくらいは抑えておきたいところです。
また、上半身周りの改善とともに、下半身の足が太くなる原因を取り除いていくとバランスが良くなります。
- O脚やX脚などの骨格的な問題
- 骨盤の歪みで足に負荷がかかっている
- 片足立ちのクセや足組みのクセがある
- 足がむくみがちで水太りの影響もある
骨格的な問題は無理ですが、骨盤の歪みを矯正したりクセは直せます。
足のむくみに関しては筋トレで改善できるので、胸の筋肉を鍛えるのと合わせてトレーニングすると効率的です。
ご参考になれば幸いです。
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