ブラを外してみると跡が…。
- ワイヤーの部分に跡が残っている
- アンダー部分に跡が残っている
胸の形をためにブラが欠かせないといっても、跡が残るんじゃ逆に良くないと考えるのは当然ですよね。
今回の記事は、ブラを外したときに跡が付くことについて参考になるはずです。
最適なブラを付けても跡が付く人のほうが多数
実は下着屋さんで熟達したフィッティング技術を持つフィッターさんに、ピッタリなブラを選んでもらっても、跡が残ってしまう人が大半だといわれています。
胸の形を崩さないことを念頭に設計されているブラの機能性を考えると、どうしても跡が付くのです。
むしろまったく跡がつかない場合のほとんどは、圧がまったくなくて胸をしっかりホールドできていないと考えることができます。
もちろん、程度の問題があります。
クッキリと強い跡が残るようなら締め付けが強すぎます。
強い跡が残るほどだと、血行が悪くなるし黒ずみの原因にもなるので、あくまでも軽く跡が残って数十分から1時間で跡が消えるくらいなら問題ないと考えましょう。
ブラを外して跡が残るときのシーン別の対策方法
どういった跡が残るかで対策方法や気をつけるポイントが変わってきます。
1.胸の下の部分に跡が残る
胸の下の部分に跡が残る場合、ブラのアンダー部分の締め付けがキツい可能性が考えられます。
多少は残るものですが、跡がクッキリ残っていたり着用感が苦しい場合、アンダーサイズをアップしたブラを検討しましょう。
たとえば、今身につけているのがC65で跡が残る場合、アンダーを上げてB70やC70を着けてみると跡が残りにくくなります(もちろんホックで調整します)。
ちなみにブラのカップのサイズでいうとC65=B70になるので、安易にC70だけを試すとカップが大きくてプカプカする可能性が出るので要注意(C70=D65)。
ブラのカップ数は、アルファベットだけでなく「後に続く数字も容量に影響を及ぼす」ので、合わせて覚えておくとブラ選びの役に立ちます。
2.背中部分に跡が残る
背中部分のあとも多少は跡が残るものですが、跡がクッキリ残っている場合は問題があります。
また、ブラを外すまえに背中を鏡などで確認し、段々になっている場合は、サイズが合っていません。
締め付けが強くて血液やリンパの流れが悪くなり、むくんでいる状態なのでアンダーサイズを上げて負担を少なくしましょう。
注意点を挙げるとすれば、背中の段々をなくすためにブラのアンダーサイズを上げていくと、今度はアンダーサイズが緩すぎてブラの力を発揮できないおそれがあるので、気をつけると良いでしょう。
背中のあとや段々はブラの問題以外にも、
- 背中の肉が多い
- むくみやすい体質
- 肉質が柔らかい
ことで起きやすいので、体質・体型を改善する努力を重ねると良いかもしれません。
また、背中の段々肉ができにくい作りのブラも売られていますので、試してみても良いでしょう。
3.胸の横の部分に跡が残る
胸の横の部分に跡が残る場合は、胸のラインとワイヤーのライン、つまり輪郭線同士が合っていない可能性があります。
- 胸の輪郭線をバージスライン
- ブラのカップの輪郭線をワイヤーカーブ
といいます。
分かりやすくいうと、胸の形とブラの形がミスマッチしている状態です。
胸の形は耳の形と同じように人それぞれ形が違います。
土台が広くてトップが低いタイプや、土台が狭くてトップが高いタイプ、また横から見て胸が三角形の形に近いタイプやお椀の形に近いタイプ、肉質が柔らかくてやや下部分にボリュームがあるけど、上部分はアッサリしているタイプなどです。
トップバストとアンダーバストから最適なカップ数のブラを着けるのも大切ですが、そのなかでさらに胸の形に合ったブラを選ぶことが大切です。
どうしても跡が気になるなら
どうしても跡が気になるなら、ワイヤーなしの「ノンワイヤーブラジャー」を使うのもひとつの方法です。
ノンワイヤーブラジャーならワイヤー入りに比べると肌への負担が弱いため、比較的、跡が残りません。
ただし、バストを支える力もワイヤー入りに比べると弱くなるので、1日じゅう着けるブラとしてはおすすめできません(キープ力重視の作りなら別)。
体調が悪くてどうしても緩い格好でリラックスして過ごしたいときや、家にいるとき用にするなど、工夫してみましょう。
おすすめな具体的なノンワイヤーブラジャーの使い方
ノンワイヤーブラジャーを具体的にどう有効活用すると良いのか例を挙げていきます。
- 残業の長い日の負担を軽減するために着ける
- 生理前でカラダが重い日の負担を軽減するために着ける
ストレスと生理前はホルモンバランスを乱れさせる大きな要因になるので、必然的にブラの跡が付きやすい状態になります。
なので、残業が多い日と、生理前の体調が重い日の2つにノンワイヤーブラジャーを着けるのがおすすめ。
1日の就労時間が長ければ長いほど、カラダはストレスを受ける時間も長いです。
ストレス過多で息苦しいときは、ブラの締め付けのストレスだけでもノンワイヤーブラジャーに換えて緩めてあげるとラクになります。
また、生理前で体調が芳しくないときにも、締めつけ感の緩いノンワイヤーブラジャーを着けることで、少しはラクになりますよ。
1年に1回は採寸してもらうほうが良い
体は日々、少しずつ変わっていきます。
胸が成長して大きくなったり、太ったり痩せたりするとブラのサイズは合わなくなります。
また、体内のホルモンバランスが変わって肉質が柔らかくなったり、生理前と生理後でも体型が変わるので合わないこともあります。
胸の形も年齢を重ねて下垂してくると、サイズがピッタリのブラでも形が合わなくなってきます。
そのため、ブラのサイズが変わってきていることに、意外と気づきにくかったりします。
いつの間にか、体に合わないブラを身につけている可能性があるので、最低でも1年に1回、できれば半年に1回くらいは下着屋さんで採寸してもらいましょう(理想はブラを買う度&3ヶ月)。
P.S.
ブラのカップサイズの割に胸が大きくない人は、「育乳・補正ブラ」でキレイなバストに育てるといいですよ。
なかでも育乳だけでなく、デザインも重視できる美容外科と共同開発した「ふんわり寄せ集める」バストケア用ブラがおすすめ(モデル愛用でカワイイ)。
デザインよりも安さ重視なら、激安なのに使い勝手のいいコスパがバツグン育乳・補正ブラもあります(気軽に使える)。
ノンワイヤーで補正してくれるので、いろいろなシーンで使えます。
- 育乳・バストケア
- デイリー(普段使い)
- 帰宅後のリラックスタイム
- 近くのコンビニに買い物に行くとき
- 寝るときの型崩れ防止用(ナイトブラ)
などなど、1~2枚持っていると何かと便利ですよ。
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