汗が出るときに、ブラを着けていると不快感を抱くことがあります。
- ただでさえ暑いのに余分にブラを身に着けている分、息苦しい
- 汗が肌とブラの裏地のあいだにいつまでも残っていて気持ち悪い
- 夏場にワイヤー入りのブラだと肌が赤くただれてしまう
- ブラトップだと胸が垂れるかもしれないしゴムに不快感
ノーブラで過ごせたらどれだけいいのかと思うものの、見えちゃうしシルエットがザンネンになるしで、そういう訳にもいきませんよね。
そこで今回は、どういったブラを選べば汗かきの時期(おもに夏)に快適に過ごせるのかについてお伝えします。
汗をかく時期の不快感を和らげるブラの選び方
それでは、汗をかきやすい時期のブラの選び方について。
胸を包むブラジャーである以上、注目すべき点は限られています。
1.ポリエステル(ポリウレタン)のものは選ばない
ポリエステル(ポリウレタン)は化繊(化学繊維)の一種です。
非常にサラサラした肌触りで心地よいものですが、汗を吸わないので汗をかく時期には逆に不快感が出やすいです。
イメージとしてはビニールが汗でべったりと張り付くような感じです。
2.ナイロンのものは選ばない
ナイロンもポリエステルと同様に化繊の一種です。
ポリエステルと差はないものの、吸水性ではナイロンにやや分があります。
そうはいっても大差はなく、汗をかきやすい時期にはおすすめできません。
3.コットンのブラを選ぶ
コットンとは綿のことで、ポリエステルやナイロンとは違い天然素材です。
基本的には天然素材であるコットンのほうが肌に優しく、吸水性が高く汗を吸うので夏に向いています。
ただし、汗を吸った状態のまま乾かないと、それが不快感に繋がる場合があります。
4.吸湿速乾の加工を施されたブラを選ぶ
吸湿速乾の加工が施されたブラを選ぶと、「汗を吸ってくれてすぐに乾く」ので不快感は和らぎます。
前述のポリエステルやナイロンを用いたブラでも、吸湿速乾を意識した紡績だったり、編み込みがメッシュ構造だと、コットン素材のブラより快適な場合があります。
唯一の弱点としては、汗と化繊の影響で肌が弱いとただれる可能性がある点です。
5.ノンワイヤーのものを選ぶ
基本的にはワイヤーが入っているほうが、バストをしっかりと支えてくれるのでベストです。
しかし、最近ではノンワイヤーのブラでも、バストアップやバストメイクの機能性が高いものも出ています。
汗をかきやすい時期は、不快感を和らげる意味でもノンワイヤーのブラがおすすめです。
6.抗菌防臭や防汚処理されたブラを選ぶ
ブラは下着。
下着というものは本来、体から出る分泌物の汚れを絡め取るためのものです。
汗をかく時期はそれだけブラやショーツは汚れやすくなるので、抗菌防臭の加工を施されたものを選ぶと衛生面やエチケット面で有利です。
7.極厚パッドの盛りブラを避ける
パッドは入っているだけで物理的に胸部に重ね着しているようなもの。
極厚パッドや複数枚パッドで「胸を盛る」ことを狙わずに、胸の左右の差やブラとの調整用に使うだけに留めましょう。
極厚パッドや複数枚のパッドを使うと、暑いだけでなく、胸のカタチが崩れてしまうからです。
安いのにおすすめできるノンワイヤーブラ
単に涼しいだけで良いならユニクロあたりの吸汗速乾のブラトップで十分だけど、それだと胸が垂れたりシルエット面に不安…。
そんな人のために、バストアップやバストメイク、バストケア機能付きのノンワイヤーのブラを、いくつか挙げていきます。
汗をかく時期にもおすすめできる理由も、合わせて載せていくのでご参考ください。
リメイクアップブラ
ほぼナイロンだと思わせておいて裏地がコットンなので、汗を吸ってくれます。
ナノシルバー加工を施してあるので、抗菌防臭にもプラス。
ほかの特徴は下記の通り。
- ナイトブラ、デイリーユース、育乳など使い勝手がいい
- 多機能なのに安いというより激安の部類
- 薄着でもしっかり盛れる
- 実際に使っているモデルも薄着の季節に良いとおすすめしている
ふんわりルームブラ
肝心の乳房を包み込むカップの裏生地がコットンなので、汗を吸ってくれる。
それ以外の部分は化繊だが、ゲルマニウムやチタン、銀を含んでいるので、巡りや代謝、ニオイ対策にプラス。
ほかの特徴は下記の通り。
- ナイトブラやデイリーユース、育乳など使い勝手がいい
- 多機能でしかもデザインがいいのに安い
- カラー展開が豊富で新色が増えるときもある
- 3段ホックで締めつけ感を調整できる
- 多くのモデルに支持されている
レディエア
ブラ生地はナイロン主体だが、吸汗速乾のメッシュ加工で作られている。
ブラ自体が軽いので快適な着け心地。
ほかの特徴は下記の通り。
- 極厚パッドに頼らないでしっかり盛れる
- ストラップは取り外しができクロスも可能
- 4段ホックで締めつけ感を調整できる