乳首の色が黒いと以下のような悩みを抱えることがあります。
- 恋愛の先を見越すと消極的になる
- 彼氏ができたけど裸で向き合うのが怖い
- 初カレなのに遊んでいるオンナだと思われないか心配
- 友だちと比べると明らかに黒くてショックを受ける
- 乳首の色が黒いだけで胸が見た目的にザンネンな感じになる
乳首の色がもう少し薄ければ…ピンク色だったらこんな悩みなんて抱えていないのに…。
色が黒いか薄いか、ピンクという違いしかないのに、印象はぜんぜん違うのでけっこう切実です。
そこで今回の記事では、なぜ乳首が黒い状態になるのかという点と、キレイな薄ピンクを目指すための方法についてお伝えしていきます。
黒い乳首になる原因は大きく3つある
黒乳首になってしまう原因は、3つあります。
ひとつずつ見ていきましょう。
1.持って生まれた遺伝的要因でメラニンが多い
メラニンをご存知でしょうか?
名前くらいは「シミ・そばかす」に興味を少しでも持ったことがあるなら、聞いたことがあるはずです。
紫外線・UVケアを怠るとメラニンが発生して、シミができて後悔…なんて経験をした女性も多いことでしょう。
実はこのメラニンと呼ばれるものが多いと、乳首は黒くなりやすいのです。
しかも、遺伝的要因が深く関わっていて、メラニンが遺伝でカラダにたくさんあると、乳首は黒くなりやすいです。
つまり、生まれながらにして乳首が黒や茶色になりやすい人、反対に肌色や薄ピンクになりやすい人がいる、ということです。
2.強い刺激を与えると黒乳首になりやすい
黒い乳首になるのは、メラニンの量が多いからだとお伝えしました。
このメラニンには、肌を守る役割があります。
摩擦が起こりやすいワキや関節部分などが、他の部分に比べると黒ずんでいませんか?
肌が摩擦でダメージを受けるとメラニンが発生し肌を保護するのですが、その際に色素沈着を起こします。
その色素沈着の結果が、黒ずみです。
乳首も同じように、強い刺激を与えているとメラニンの発生が増えてしまい、色素沈着を起こして黒くなるのです。
3.女性ホルモンバランスが影響して黒ずむ
女性ホルモンには
- 美人ホルモンのエストロゲン
- 妊娠ホルモンのプロゲステロン
があります。
この2つは女性の生理周期によってバランスが変わるのですが、その際にメラニンの発生が増える場合があります。
生理の前後で乳首の色が変わる人もいますが、もっとも多いのが妊娠・出産を経たときに乳首が黒くなりやすいです。
この時期を通して女性ホルモンの体内バランスは今までにないほど変わりますので、その影響を受けて乳首も相応に黒くなってしまうのです。
しかし、生まれた乳児に母乳を与えるためには、乳首の色が濃いほうが乳児に乳首だと認識されやすいという話もあるので、この時期ばかりは黒乳首のほうが赤ちゃんのために良いでしょう。
さらにいうと、赤ちゃんに吸われている=強い刺激を乳首に与えていることになるので、女性ホルモンの影響も相まって女性の乳首がいちばん黒くなりやすい時期になります。
乳首の色を薄くするためには「メラニン」の発生を抑えることが先決
ここまでで、乳首の色が黒くなってしまう原因を3つ挙げてきましたが、すべてにおいて「メラニン」が関わっていることにお気づきだと思います。
黒乳首になってしまうという結果には、過程で必ず「メラニン」の発生が関わっているので、メラニンを抑制するような方法が有効です。
その方法をいくつか挙げていきますのでご参考ください。
1.正しいサイズのブラを正しく着ける
何を当たり前の話をしているんだと思われるかもしれません。
しかし、意外とできていない人が多いのが、正しいサイズのブラを正しく着けることなんです。
- 自分で胸のサイズを測っている
- 自分で測った胸のサイズと同じサイズのブラを選んでいる
この方法で選んだブラは9割以上が間違っているといわれています。
- ブラが小さすぎて必要以上に乳首を圧迫・刺激している
- ブラが小さすぎて乳首と布地がこすれて刺激している
これだとメラニンの発生を増やしてしまい、ワキや脚の付け根と同じように乳首が黒ずんでしまいます。
自分の胸のサイズを採寸するのは、あくまでもそのサイズからブラの目星を付けるだけのもの。
本来はそこから「試着」をして、問題がないか確認しなければなりません。
さらにいうと、試着した状態が合っているのか間違っているのかは、素人目線では判断できるわけがないので、コツを掴むまで下着屋の店員さんにフィッティング(調整)してもらいましょう。
これだけで乳首が黒くなりにくいのはもちろん、胸自体のカタチもキレイに仕上がるし、ブラを着けているときの不快感も軽減できます。
2.メラニン発生を抑制するクリームを乳首に塗布する
メラニンの発生を抑制するクリームが売られているので、それを乳首に塗るのも有効な手です。
乳首が黒くなるのはメラニンが発生し、色素沈着を起こすからです。
色素沈着を起こさないようにメラニンを抑えられれば、必要以上に乳首が黒くなることはない、という理屈になりますよね。
ただし、乳首はデリケートなので、しっかりしたものを選ばなければなりません。
美白化粧品や美白化粧水は大抵がメラニンの発生を抑制する成分が入っていますが、低刺激性のもので
- 乳首に使える
- 乳首用に作られている
といったものの中から選びましょう。
より確実な選択をしたい・妥協したくない場合は、専門医が開発に関わったケアアイテムがあるので、この辺を試していくのが無難です。
3.ストレスは溜めずに発散する
ストレスが溜まると女性ホルモンのバランスが乱れます。
女性ホルモンが不安定になるとメラニンの発生が増えることがあるので、なるべくストレスは溜めないように心がけていきましょう。
ストレスが溜まるとなぜ女性ホルモンのバランスが乱れるのかというと、ストレスと戦う脳の部分(視床下部・下垂体)が、性腺刺激ホルモンの分泌する部分だからです。
ストレスが溜まっていると、その対処に追われるせいで、性腺刺激ホルモンがうまく分泌されにくくなります。
性腺刺激ホルモンは女性ホルモンを分泌するためのものなので、結果的に女性ホルモンが不安定になるのです。
その他の黒い乳首を薄くするための方法
黒くなった乳首を薄くするためにはメラニンの発生を抑えるのが有効です。
しかし、なかなか薄くならないという場合には、色素沈着そのものを取り除くちう方法で乳首の色を改善できる場合があります。
1.メラニンの色素沈着を取り除くピーリング剤を使う
メラニンの発生を抑制するだけでは効果がなかった場合、メラニンの色素沈着が乳首に深く影響を与えている可能性があります。
この場合、メラニンの色素沈着自体を取り除くようなピーリング剤などを試すと良いでしょう。
黒くなった結果にはメラニンの色素沈着が関わっている以上、そのメラニンの色素沈着を除去できれば乳首の色は薄くなるという理屈です。
ただし、繰り返しますが乳首はデリケートな部分なので、こういったアイテムは慎重に選ぶ必要があります。
- メラニンの発生を抑えるものを先に試す
- 色素沈着の除去は肌に優しいものから試す
- 少しでも痛み・かゆみが出たら使用を中止する
違和感が出たら我慢して使い続けるなんてことはせずに、すぐに使用を中断しましょう。
2.美容系の医師に相談する
この手の悩みに強いのは美容系の医師です。
何をしても自分の力では改善できなかった場合、専門医に相談すると良いでしょう。
- 医療レーザーで脱色
- トレチノイン・ハイドロキノンなどの投薬で改善
といったクリニックならでは方法を行えます。
一般的には乳首を脱色する場合、医療レーザーよりもトレチノイン・ハイドロキノン投薬のほうが安全性が高いといわれています。
しかし、トレチノイン・ハイドロキノン投薬も女性ホルモンに影響を与えるため、リスクがないわけではありません。
また、女性ホルモンに影響を与えるということは、妊活中・妊娠中やピルを服用中などの場合、双方に良くない問題が出る場合があるので、必ず担当医師に相談する必要があります。
まとめ
乳首の色が黒くなるのは「メラニン」の影響によるものです。
遺伝の影響が大きいですが、強い刺激を与えすぎてもメラニンが増えて黒乳首になりやすい。
薄くしたい場合には、このメラニンに対処していく必要があります。
5つの方法をお伝えしてきましたが、まずはメラニンの発生そのものを抑えるような方法を試していき、それでも改善できなかったら色素沈着を取り除くような方法を試すと良いでしょう。
いきなり黒からピンクは無理なので、黒乳首から茶色に薄くするのを目標にします。
その次は茶色から肌色に薄くなるのを目標にし、最後は肌色からピンク色を目指していきましょう!
ご参考になれば幸いです。
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