胸囲と体重を定期的に測っていて、いつも同じバストサイズなのにブラのカップ数が大きくなった…という経験をしたことがありませんか?
- 胸囲が以前と比べて変わらないのにブラのカップが2サイズアップした
- 胸囲だけでなくウエストもヒップも体重自体も変わっていない
- サイズアップしたブラの着用感は良好でサイズ自体は合っている
- こんな不思議なことが起こって何が何やら分からない
胸囲や、スリーサイズ、体重で考えると”摩訶不思議”のようなことに感じるかもしれません。
しかし、紐解いていけば別に不思議でも何でもなかったりします。
今回の記事を読めば、今まで不思議に思っていたことが不思議ではなくなるかもしれません!
- 胸囲(トップバスト)だけでなくお腹と胸の境目(アンダーバスト)が重要
- 体重が同じでも胸周りの脂肪量が変わっている可能性がある
- 胸の下乳とお腹の境目の輪郭線(バージスライン)が広がった可能性がある
- 同じカップ数のブラでも作りが違うのでサイズが異る
- 以前に購入したブラの選び方とサイズアップしたブラの選び方が違う
胸囲と体重が以前と変わらないのにブラのカップ数が大きくなったときに知っておきたい5つのポイント
前々から測っていた数字と比べて、胸囲・体重ともに変化がないのにブラのカップ数が大きくなってしまった場合に、抑えておくと良いポイントをお伝えします。
1.カップ数を決めるのは胸囲だけでなくアンダーバストも必要
カップ数というのは、
- トップバスト
- アンダーバスト
この2つの数字の差で導き出されます。
たとえば、トップバスト(胸囲)が以前と同じ85cmだとしてもアンダーバスト(お腹と胸の境目のサイズ)が以前より小さくなっている場合、ブラのカップ数というのは変わります。
- アンダーバストが75cmだとAカップ
- アンダーバストが72,5cmだとBカップ
- アンダーバストが70cmだとCカップ
- アンダーバストが67,5cmだとDカップ
- アンダーバストが65cmだとEカップ
スリーサイズが変わっていない場合でも、アンダーバストのサイズが変わっているのならば、ブラのカップ数というのは変化します。
2.体重が同じ数字を示していても脂肪量は変わる
体重がまったく変わらなかったとしても、カラダにある脂肪量は変わっている場合があります。
- 筋肉量が減少して脂肪量が増えた
- 骨密度が低下して脂肪量が増えた
脂肪量が増えれば、ブラのカップへ収めるお肉の量自体が増えることになるので、トップバストとアンダーバストのサイズが変わらなかったとしても、カップ数がアップする可能性は十分にあります。
ワキや背中に脂肪量が増えれば増えるほど、寄せ集める肉量が増えるので、カップ数は大きくなります。
しっかりと寄せ集めてブラのカップへ入れないと、ワキ肉が段になってハミ出ていたり、背中が段々になってしまいますからね。
こういったことは、
「運動をやっていたころは背中が締まっていて筋肉がほどほどにあったのに、運動をやめたあとはワキや背中の筋肉が落ちて脂肪量が増えている」
という生活パターンを歩んできた人に起こりがちです。
3.胸の下乳とお腹の境目の輪郭線が広がった場合がカップ数が上がる
胸の下乳とお腹の境目の輪郭線を「バージスライン」といいます。
バージスラインは、
- 10代より20代のほうが広くなる
- 20代より30代のほうが広くなる
- 30代より40代のほうが広くなる
というように、年齢を重ねると広がりやすい傾向にあります。
バージスラインが広くなると、トップとアンダーバストの差が同じで、さらに脂肪量まで変わりなくても、ブラのカップ数が上がる可能性があります。
なぜなら、広くなったバージスラインに対して、今まで使っていたブラのワイヤーカーブが当たると、胸の上にブラのワイヤーが乗ってしまい
- なかなか消えない跡が残る(すぐ消えるのは許容範囲)
- 痛みなどの不快感が出る(痛みが出るのはNG)
- 胸の形を崩してしまう(圧迫が強いと崩れる)
という問題が出てくるからです。
なので、ワイヤーカーブを広いブラを選んで、広くなったバージスラインに合わせて対応します。
ブラのワイヤーカーブは単純にブラのカップ数を上げるだけで広くなるという特徴を持つので、そういう意味でカップ数が大きくなる場合があるのです。
4.同じカップ数のブラでも比べるとサイズが異なる
カップ数が同じブラ同士を比較してみると、意外と大きさが違ったりするものです。
- 今まで使っていたB70のブラより新しいB70のブラのほうがカップが小さかった
- 今まで使っていたB70のブラより新しいB70のブラのほうがカップが大きかった
メーカー、ブランド、シリーズが違えば同じカップ数でも容量(広さ)はけっこう違うものです。
また、カップの容量(広さ)がまったく同じだったとしても
- 狭くて深い作り
- 広くて浅い作り
という形の違いにより、大きめのブラが合ったり小さめのブラが合う場合があります。
トップバストとアンダーバストも変わらないし体重も体脂肪率も変わらないし、バージスラインや体型自体も何ら変わりなかったとしても、ブラ自体の作りの違いにより、サイズアップする可能性は十分に考えられるのです。
5.本格的にブラをしっかり選ぼうと意識すると変わる
以前に使用していたブラがご自身の採寸だけで選んだもので、新しく購入したブラが下着屋さんやデパートや百貨店の下着売り場の店員さんに協力してもらって選んだものではありませんか?
こういったケースの場合、単純に「今までのブラのサイズが間違っていた」ことが多いです。
多くの人は、採寸だけでカップ数を決め打ちしてしまい、
- 寄せ集める脂肪量を考慮してない
- バージスラインを考慮していない
- ブラの作りを考慮していない
という大切なことを活かせていないため、「小さいカップ数」のブラを選んでしまいがちになります。
実際に8割から9割くらいの人が、自分の胸よりも小さいカップ数のブラを選んでしまうといいいます。
小さいカップ数を選んでいた人が、下着屋で店員の協力のもとで正しいサイズのブラを選ぶようになれば、たったそれだけのことで1~2カップくらい大きくなったりします。
まとめ
まとめます。
胸囲と体重が変わらないのに、なぜかブラのカップサイズが大きくなった場合、以下のポイントを抑えておくと「不思議でも何でもなかった」と思えるはずです。
- カップ数を決めるのは胸囲だけでなくアンダーバストも必要
- 体重が同じ数字を示していても脂肪量は変わる
- 胸の下乳とお腹の境目の輪郭線が広がった場合がカップ数が上がる
- 同じカップ数のブラでも比べるとサイズが異なる
- 本格的にブラをしっかり選ぼうと意識すると変わる
ご参考になれば幸いです。
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