ブラキャミを着ているとブラをしなくていいし楽チンで快適だから手放せない!
そんな人は多いです。
でも、このままでいいのか気になったりしていませんか?
- 今は快適だとしても将来的に胸が垂れるという話があって不安
- 楽チンなのはそもそもブラの役割を果たしていないからだという話を知って心配
- やっぱり普通のブラをしっかりと使わなければ後々になって後悔しそうな気もする
ブラキャミは1枚だけでブラとキャミソールを兼ねているので、楽チンなのは確かです。
しかし、ご心配のとおり、胸を重力や揺れから守れないので、将来的には胸の形は崩れやすくなります。
だからといって、「ブラキャミが悪でワイヤー入りのふつうのブラが正義」だとはいいません。
要は使いようです!
- ブラキャミは胸の形をキレイに保つ働きを期待できない
- カップサイズで展開しているシリーズのブラキャミがおすすめ
- 使うシーンを限定して短時間の使用に留めておくことが重要
- その他のブラキャミを使う上での注意点など
ブラキャミを常用していると胸の形が崩れて悪くなりやすいリスクはある
最初に明らかにしておくべきことは、ブラキャミには胸の形を保ったりシルエットをキープするような”機能性”は備わっていません。
そういった”機能性”というものは、胸とお腹の境目にある輪郭線の「バージスライン」にあったワイヤーの存在があって初めて成り立つものです。
このバージスラインに沿った形の正しいサイズのワイヤー入りブラで、しっかりと支えてあげなければ、重力や揺れに負けてクーパー靭帯が負けてしまいます。
クーパー靭帯とは、大胸筋から伸びている「胸の形を維持するための靭帯」です。
合わないブラやノーブラは当然として、胸の形をしっかりと支えるワイヤーが入っていないと、クーパー靭帯が少しずつ伸び切っていきます。
少しずつ重力や揺れの影響でクーパー靭帯が伸びていくと、胸が垂れたり横に広がったりしていくのです。
ブラキャミの場合、カップこそ付いてはいるもの、胸の形を維持するために必要な最低限の”機能性”すらないで、クーパー靭帯にかかる負担は大きいです。
楽チンな使い心地だからと油断していると「いつの間にかクーパー靭帯が傷んで胸の形が悪くなってしまいすでに手遅れ」というパターンに陥るリスクがあります。
胸の形をできるだけ維持するようなブラキャミの使いこなし方!
そうはいっても、やっぱりワイヤー入りブラを着け続けるのはシンドイし、ブラキャミの扱いやすさを完全に無視するのももったいないことです。
そこで、「胸の形をできるだけ保てるようなブラキャミの着こなし方」をお伝えします。
1.SML展開のブラキャミはダメ!最低限カップサイズで展開しているものを選ぼう
胸の形を本気で維持したい、バストメイクしたいと考えている場合、理想は「ワイヤー入りブラ」だとお伝えしてきました。
しかし、ブラキャミの使い勝手の良さも否定できません。
そこで、できるだけ胸のサイズを合わせやすい「カップサイズ表記」で展開しているブラキャミを選びましょう。
たとえば、下着メーカーの雄、ワコールの展開しているブラキャミのなかには
- A65,A70,A75,A80
- B65,B70,B75,B80
- C65,C70,C75,C80
- D65,D70,D75,D80
というような、ふつうのブラと同じようなカップサイズで展開しているものがあります。
これでも、胸の形を維持するには不足しているのですが、SMLのような大雑把なサイズを選ぶよりだいぶマシになります。
ブラジャー屋さんがつくったブラキャミ
以前、ワコールからは「ソフトワイヤー入り」の本格的なブラキャミが販売されていました。
その名も「ブラジャー屋さんがつくったブラキャミ」です。
当記事の執筆時にはすでにワコールウェブストアにも見当たらないので、在庫限りで買えるところから買うくらいしかできません。
しかし、先述の通り、カップサイズ表記のブラキャミは販売され続けているので、興味が湧いたときは調べてみると良いでしょう。
2.使うタイミング・シーンを限定して短時間に止めよう
ブラキャミを1日じゅう使い続けていると、単に「乳首(乳頭)隠し」の役割しか果たせていない可能性大です。
なので、使うタイミングを限定して短時間だけに留めておきましょう。
- 部屋着(ルームウェア)として使用する
- 真夏限定の部屋着として使用する
- 生理前でカラダがダルい日限定で使用する
などです。
日常のオン・オフの切り替えをブラでもおこなうと、リラックスできて胸の形もキレイに保ちやすいです。
とにかく、短時間で済めば済むほど良いです。
SML表記のブラキャミを着る場合はとくに短い時間だけの使用に留めておかないと、気づかないうちに「乳首(乳頭)の位置が下がる」結果を招くことになります。
その他のブラキャミを着る上で注意すべきこと
その他、ブラキャミを着る上で気にしておきたいことを挙げていきます。
ふつうのブラはずっと使わないでブラキャミだけで生活するのはダメ?
もちろん、ダメということはありません。
ふつうのブラを使わなくても生きることはできますからね。
でも、
- 胸の形が崩れてしまう
- 彼氏に抱かれるときに引かれる
- 服装がキレイに着こなせなくなる
という問題が起こりやすいことは事実。
近い将来、胸のことで困ってからでは手遅れなので、その辺をうまく見極められるかどうかですね。
高校生で貧乳だからブラキャミを愛用している
高校生だからこそ、「胸の形がキレイな今のうち」だからこそ、ブラキャミではなくふつうのブラのほうがいいです。
悪くなったものを良くするのは大変困難ですが、良いものを良い状態に維持するのは比較的カンタンです。
また、貧乳というのも、下着屋で「採寸・試着・フィティング」したことがない場合は当てになりません。
- 自分で測ったらAAカップだったけどお店で測ったらAカップだった
- お店で測ったらAカップだったけど試着したらBカップだった
- 違うシリーズのブラを試してみたらCカップだった
ということが良くあります。

もし、ご自身の採寸や見た目としてのイメージだけで「貧乳」扱いしていたら、もしかしたらもったいないことをしているのかもしれませんよ。
「貧乳」だと思っていたら実際はCカップくらいのボリュームがあって、ブラキャミを使い続けていくうちに「乳首(乳頭)の位置が下がった」ことを確認してからでは遅いのです。
まとめ
まとめます。
ブラキャミだけを使い続けていると、重力や揺れの影響を受けて「クーパー靭帯」がダメージを負ってしまい形が崩れてしまいます。
なので、うまく使いこなす必要があります。
- SML展開のブラキャミはダメ!最低限カップサイズで展開しているものを選ぼう
- 使うタイミング・シーンを限定して短時間に止めよう
うまく使いこなせれば胸の形も損なわれにくくなるので、ぜひとも有効活用していきましょう♪
ご参考になれば幸いです。
P.S.
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